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保科バラ園 保科利徳さん インタビュー前編

更新日:2022年1月7日

こんにちは、JOUROライターの岩田紫苑です。

皆様あけましておめでとうございます。こちらのブログも、定期的に更新してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


さて、現在JOUROでは「虹ノアトリエ」いう花業界専門のオンラインサロンを運営中です。ありがたいことに、サロンメンバー数は、なんと…400名を超えてきました。

皆様、日々精力的に活動されているため、サロンメンバーさんの活動をレポートさせていただきます。


本日ご紹介するのは、保科バラ園の保科利徳さん。バラの出荷生産をこなしながら、マルシェや雑貨店への出店、現在はクラウドファンディングに挑戦しています。

今回、年末でお忙しいなかインタビューに応じてくださいました。





保科バラ園さんの、1年間のスケジュールを教えてください。 2月下旬〜3月上旬から剪定、枝の整理を行います。

出荷は4月下旬もしくは5月上旬からスタートし、12月いっぱいまで続きます。

冬場は、たくさん雪が積もるので、お休みをします。


自慢のバラは教えてください。

国内で、当園でしか扱っていないバラがあります。

例えば、レクイエム+は、育種家の方から個人的に苗をいただいたものです。

↑レクイエム+



花びらのフリフリが可愛いアンブルジョン、アンフロレゾン。

↑アンフロレゾン


当園オリジナルはミルクティー、グリーンバラ。2品種あります。

↑ミルクティー


ミルクティー、グリーンバラは来春から本格的に出荷予定ですので、お楽しみに。


保科さん直伝!バラのお手入れ方法を教えてください

バラを花瓶に入れる前に、水切りすると良いです。特に、暑い時期は毎日水替えをして、茎を斜めにカットするだけでも違いますよ!酢を少し入れると、水の殺菌効果があるみたいです。お花屋さんでもらう栄養剤も良く効くのでオススメです。


昨年の夏、クラウドファンディングにて、行き場を失ったドライローズの支援者を募り、見事完売されましたね。もともとドライローズを始めたきっかけは何だったのでしょうか。

きっかけは、先輩のシャクヤク農家さんからの相談です。収穫時期に、異常な暑さでシャクヤクが満開に咲ききってしまい、大量に出荷できなくなってしまいました。その時、私がシャクヤクを買い取って、ドライにしてみた、という経緯があります。ちょうどドライフラワーが流行ってきた時期で、綺麗にドライになったシャクヤクは大人気。すぐに売り切れました。その成功体験から、茎が短いバラ、出荷できなくなったバラをドライにしてみようと。昨年夏の、クラウドファウンディングも相まって、以前よりもドライローズを沢山作るようになりました。現在は、シャクヤク、バラなど。品目は限られますが、草花や枝物などのドライも扱っています。


次回の後編では、バラの出荷生産にとどまらず、活動の幅を広げているのはなぜか…

胸に秘められた熱い想いに迫ります。


▶︎保科バラ園



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