前編はこちら→<tanetomi成功者インタビュー/三苫さん前編>
今回はTanetomi成功者インタビューとして、
『朝倉のおじいちゃんの畑、おばあちゃんの芍薬を未来に繋ぐプロジェクト』
を達成した福岡県の花屋「アンズガーデン」を営む三苫さんへ
インタビューをさせていただきました。
福岡県は朝倉市にある唯一の芍薬畑。
それを営むおじいちゃんとおばあちゃんに、喜んでほしい。
優しい笑顔のふたりの足跡を未来へ残したい。
そんな想いから生まれた素敵なプロジェクトです。
私自身もインタビュー中から、
勇気が出るようなアドバイスやお話しがたくさんありました。
今回は前編・後編に分け、
■前編はプロジェクトの企画~達成までを振り返って ■後編は三苫さんの今後のビジョンや行動するコツ、これからクラファンに挑戦する方への
メッセージやアドバイス
をお届けします!
かなり具体的なお話しを聞かせていただけたので、
これからtanetomiの活用を考えているみなさんに お届けしたい内容が盛りだくさんです!
それでは、後編のスタートです!
―プロジェクトをやる前と後で何か変化したことはありましたか?
地域の方を巻き込むことで、単純に地域の一部で芍薬畑でなにかしていて、周りの人は何も知らないというものではなく、周辺のエリアの方に認識をしてもらうきっかけづくりになったように思います。
―この先はどんなビジョンを描かれていますか?
ひとつは朝倉市というエリアの横のつながりが垣根を超えて出てきて、地域振興になればいなと思っています。
そうすれば誰かがイベントをしたりするときも、情報発信がしやすく、地元の良さを伝えられるようになるのではと考えています。
―私自身も田舎に住んでいるのですが、やはり人と人とのリアルなつながりがあると良いなと思います。
今は点と点で、ひとりひとりが何かをやっているということがあると思うけれど、それがもっとつながるともっと面白いことができるのではないかと思います。
その人をつなぐかけ橋のようになればいいなと思います。
あとやはり、今回は朝倉市の芍薬畑を中心として行いましたが、その身近な周りの人に協力してもらうことが大切だと思いました。
「早く行きたいならひとりで、遠くへ行きたいならみんなでいけ」
という言葉がありますが、それと同じで進む速度は遅くなるかもしれないけれど、
今回はこの朝倉という街の周りや地元をもっとかためていきたいなと思いました。
手段はどれをとってもいいけれど、ただその核となる方々を地元の方へのアプローチをおろそかにしたくありませんでした。
―なるほど。お話しをしててすごく前向きなエネルギーを感じるんですが、その源はなんですか?
20代のころから「思いついたことはなんでもやろう」ということをよく思っています。
捕まるような悪い事はしませんが(笑)
あとは思いついたことを周りのみんなに話すことを意識しています。
そうすると、10年後20年後につながってきたりします。
もうすぐ50になりますが、30歳の頃の人脈ではできなかったことが、そこから20年経つと、いろいろな方につながることができて、色んなことができるようになったりします。
なので、その時すぐにできないようなことでも、思いついたらみんなに言っておこうと思います。
―私自身、やりたいことを口に出すのにすこし抵抗があったりします。
そうですね、あまり重く考えずに気楽な感じがいいです。
あと、後輩や友達が「こういうことをやりたいな」と話した内容を覚えておくようにしています。そこから「あれとつながるかな」と考える事も多いです。
―やはり人とのつながりやコミュニケーションが大事なんですね。
はい、そういうことの大切さに気付くのは早い方がいいです。
若い時は同級生の人達と付き合う事が多くて、後輩や先輩とはあまり関わるようにしてなったのですが、もっと後輩や先輩と仲良くしておけばもっと広いつながりがあったのかなと思います。
しないで後悔したり、やっとけばよかったというのがもったいないと思うので、口に出すことや行動することを大事にしています。
―例えばtanetomiでいえばプロジェクトを立ち上げるにもハードルを感じている人もいると思いますが。
そうですよね。例えば今回立ち上げたようなプロジェクトだと、自分の身の回りや地元の人達に共感がないと厳しいと思うんですね。
僕自身にファンがいないと難しいかもしれません。
なのでプロジェクトを立ち上げる前に、そういうことへの下準備をしておくことが重要です。そうすればプロジェクトを立ち上げても、誰も支援者がいなかったらどうしよう・・ということは避けられると思います。
普段からやりたいことを口に出しながらたくさんつながりをつくっておくことが大事だと思います。
ある人が言っている言葉だと、「クラウドファンディングはお金を集めるシステムではなく、信用をお金に換金するものだ」というものがあり、自分に信用がなければ換金はできないですよね。なので、立ち上げる前からそういった準備が大切です。
―立ち上げる前からプロジェクトは始まっているんですね。
そうですね。
ただうまくいかなかったらうまくいくための方法をいくらでも考えられます。
自分ひとりに信用がなくても、助けてくれる友達が何人かいれば、その友達の信用を借りることができます。極論ですが、自分に100人の友達がいなくても、協力してくれる2‐3人の友達にそれぞれ100人の友達がいたらいいのだと思います。
僕のプロジェクトのように、一地方でやっていたり、小さな範囲でのプロジェクトの場合はこの信用を付ける方法が大切だと思います。
身近なところから固めていくことは重要です。
―tanetomiのオススメポイントは?
今は、選択肢が多いので選ぶ楽しみが多い反面、本当に欲しいモノが見つけ難く迷子になる方も多いのではないでしょうか? その中で、花や植物に特化して興味のある事探している事が見つかりやすく、またその方達に訴求してくれるサイトとして利点があると思います。
―それでは最後に、今後挑戦する人にメッセージをお願いします!
まずやってみる、試してみることが大切だと思います。
高額なプロジェクトではなく、4-5万円のプロジェクトから始めてみるなど、
貢献することだけでなく、商品のマーケティングやそういった使い方もいいと思うので、
まずは挑戦してみて、そこから何度もブラッシュアップして諦めなければ、いつかかならず成功します。
まずはチャレンジすることが大事と思います。
あとは、経験者の方に話して肉付けをしてもらったりアドバイスを
もらうことも大切だと思います。リワードやリターンの作り方にもコツがあります。
とにかくひとりで抱え込まないことが大事です。
そしたら意外とできるんじゃないですかね?
意外と軽く考えてた方がいいかもしれないです。
あとは支援者が誰もいなかったらという方の場合は、自分の信用している方に話して支援してもらえばいいだけのことなので、まず自分でアクションを起こすことですね。
三苫さん、お忙しい中本当にありがとうございました!
前編はこちら→<tanetomi成功者インタビュー/三苫さん前編>
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