こんにちは。JOURO(ジョウロ)代表の青木です。「虹ノアトリエ」という花業界専門オンラインサロンを運営したり、花と緑に関するサービスの開発提供をしています。
先日、ブランディング を体系的に学ぶためにブランド・マネージャー認定協会が主催する講座に参加してきました。
一言で言うと「ブランディングの型」を学ぶ講座です。また、ブランディングと聞くとどこか見てくれをカッコよくするとか、デザインをオシャレにするとかそんなイメージを持たれがちですが、それはほんの一部であり、企業理念からの一貫した戦略であることがわかりました。
ブランディング =経営そのもの
だということがよ〜くわかってきました。 で、受講したベーシック講座の受講が終わるとこちらの認定をもらえることができます。
上場企業から中小零細企業まで幅広い分野で、このブランディングが注目され実際に導入されているようですが、大きな組織になると専門部署があったりします。小さい組織になるにつれ、社長や役員の方がブランドマネージャーを務めていたりもするそうですが、「花業界」を見渡すと全くその存在が確認できません。忘れ物をしたかのようにポッカリ空いている状態です笑
受講する前からそれはわかっていたのですが、僕がこのブランディングを学んでいる理由はたった一つ。
花業界のサポートをするため
です。 ブランディングサポートという側面からの支援にはなりますが、花屋さんや生産者さんや市場さんや資材関係の方々など、花業界に従事されている方々専門でブランディングのサポートをすることを目的に勉強しています。
誰もやっていないし、運営しているオンラインサロン「虹ノアトリエ」の運営目的からの一貫性もあるから。
まだまだそのための基礎知識を習得したレベルですが、放っておけば当然忘れ去られます。なのでアウトプットの機会を作って基礎知識を自分の中に落とし込んでいきます。
モノの価値
講座の中でも学びますが、モノには機能的的価値と情緒的価値があります。現代は「モノに溢れている時代」とも言われていますので、機能面だけを訴求してもなかなか相手には届きません。なので、情緒的価値を提供することの重要性が強まっています。
オンラインサロン「虹ノアトリエ」では参加しているサロンメンバーさんにとって、この分野で圧倒的になって欲しい。そのためのプラットフォームとして何ができるかを考えていこうと思っているわけですが、それは「花」そのものはどこの花屋さんへ行っても買えるからです。だから機能面の訴求だけでは集客できないんです。より情緒的機能を感じていただく必要があるんです。だから、そのためのブランディングです。
先日、こちらの本を読みました。
個人的にはとても勉強になった1冊です。今の時代に適した考え方だと感じています。そのタイトルの通り「ファン」をベースにした考え方でその具体的な取り組み事例の掲載もありますが、結果としてそのファンを大切にすることで口コミが生まれ、新規顧客の集約にも繋がります。
本の中にこんな事例がありました。
「CtoC」(キャンパーtoキャンパー)
これは、スノーピークさんが提唱している考え方です。 BtoCでもBtoBでもなく、BtoFでもないCtoC。詳しくは本を読んでいただきたいですが、熱狂的なファンを育て、そのファンと共に成長していくための指針です。
「巻き込まれたい!」って思っちゃいましたもんねw
そこからヒントを得て、僕も一つ考えてみました。
「FtoF」(フローリストtoフローリスト)
フローリスト は、一般的によく使われるケースとしては花屋さんを指しますが僕的には「職業ではなく生き方」と定義しています。
料理人と似ていると思っています。 料理人もプロもいるし、教室の先生としての料理人にもいるし、家庭の料理人もいるし、趣味の料理人もいる。様々です。決して「プロだけ」の言葉ではありません。
フローリストも全く一緒。
もともと園芸愛好家を意味する言葉なので、だとするならばもっといろんな方にフローリストとしての生き方を選択してもらったっていいわけです。どうやってフローリストという生き方に関わっていくかは自由です。
オンラインサロン「虹ノアトリエ」では、その多様性溢れるフローリストとしての生き方を提示していきたいし、そんな方々が集う場所にしていきたいと思っています。
「FtoF」(フローリストtoフローリスト)
その意味でもこのFtoFを意識した取り組みは重要になってくるかなと。フローリストを広めるためにも、今いるフローリストを大切にする。その後にそうではない方にも、その楽しさが伝わっていくようになる。この順番が大切ですね。
それではみなさま、今日もがんばローズ🌹 JOURO LINE公式アカウントはこちら
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