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アイデアマンに対する誤解



こんにちは。JOURO(ジョウロ)代表の青木です。「虹ノアトリエ」という花業界専門オンラインサロンを運営したり、花と緑に関するサービスの開発提供をしています。


先に言っておくと僕は自分のことをアイデアマンだとは全く思っていません。

その上でのお話。


サロンメンバーの花屋さんと主にオンラインMTGでお話をしていると、よく言われるのが「青木さん、そんなことまで考えているんですね!すごいですね!どこからそんなアイデア思いつくんですか?」というような類の褒め言葉をいただくことがあります。


こう言われること自体はとても嬉しいです。嬉しいので、嬉しいからこそ、じゃあなぜそのアイデアが生まれるのか?について解説したいと思います。


いきなりの答えなんですが、インプットしているからです。インプットなしにアイデアは生まれません。だから逆に言えば、アイデアがなかなか出てこない時というのは、インプットが足りてないのかもしれませんね。でもインプットさえ豊富にしておけば、必ずアイデアは生まれてくるはずです。


あっ、あと忘れちゃいけないのが「四六時中そのことを考えているか? 僕で言えばオンラインサロンをいかに充実させるか?このことを四六時中考えています。家族でいる時も、友達といる時も、食事している時も、お酒を飲んでいる時も、寝ている時も(夢に出てくるからきっとそうだろう)


そうです。アイデアって膨大なインプットからしか生まれません。そのインプットから生まれる素材の掛け合わせがアイデアの正体です。生まれ持った才能ではありません。


だから例えば、予算を1億円達成するような広告代理店の敏腕営業は、日頃から多方面のインプットの量がハンパないんです。だから、いざって時にその素材の掛け合わせによって、新たなアイデアが生まれるんです。



アイデアは掛け算


これはキンコン西野さんがVoicyでお話されていたことで、超納得したのでこちらでもシェアします。

例えばAさんとBさんがいたとして、覚えている掛け算が以下の通りだったとしましょう。


▼Aさん
1×1、1×2、1×3、1×4、1×5、1×6、1×7、1×8、1×9

▼Bさん
1×1、1×2、1×3、1×4、1×5、1×6、1×7、1×8、1×9
2×1、2×2、2×3、2×4、2×5、2×6、2×7、2×8、2×9
3×1、3×2、3×3、3×4、3×5、3×6、3×7、3×8、3×9
4×1、4×2、4×3、4×4、4×5、4×6、4×7、4×8、4×9
5×1、5×2、5×3、5×4、5×5、5×6、5×7、5×8、5×9

こうしてみると一目瞭然なのですが、AさんよりBさんの方が掛け算ができるわけです。アイデアというのはこれと全く同じだという話を聞きました。


僕の話に戻ると、サロンメンバーの花屋さんから「アイデア豊富ですね」的に褒めていただける要因はつまりこれです。仮にその花屋さんが上記のAさんだとしたら、僕はBさん。つまり多方面にアンテナを張ってインプットの量を増やしているから、その掛け合わせでアイデアが生まれていると思っています。


なので、そのサロンメンバーさんも豊富なアイデアをもし仮に持ちたいと考えるならば、インプットの量を増やすのが効果的かなと思います。


よく「お風呂に入ってリラックスしている時に、アイデアが降ってきた」という話を聞くこともありますが、アイデア出しのためにお風呂に入る回数を増やしたり長風呂しても意味ありません笑 あくまでその前提となる素材があってこそ。インプットなしに降ってくることはありません。


フローリストもその姿勢が必要か?


僕自身はプロジェクトやサービスを生み出す、企画職のような性質の仕事なので、それらのインプットは生命線だと思っています。だからもっといろんな価値観に触れたり、いろんな場所に行ったり、いろんな人と接することで、インプットの量を増やし自分の価値観を広げていく必要があると考えています。


じゃあ、フローリストもそうした方がいいのか?というと、それは「好きにしたらいい」と思います笑

当然、インプットの量を増やすということはそこに時間とお金を投資するので、それができる・それがしたいのであれば好きなだけやればいい。でも、そうすることで本来やらなきゃいけないことができなくなると考える人は、やらなきゃいい。ただそれだけだと思います。


とはいえ、フローリストさんに求められる専門知識や技術があるわけで、その専門性のインプットを怠ってはいかんです。そこを怠ってしまったらその時点で衰退が始まるでしょう。


フローリストはフローリストとして。 クリエイターはクリエイターとして。 経営者は経営者として。

それぞれのプロとして必要なインプットがあるはずです。そこは死守です。

よくプレゼンについての例え話を聞きます。


「プレゼンが上手な人は当然練習をしている。しかし、多くの人は日本語を話せるから練習しないで本番に臨む」

これと全く同じで、フローリストは練習しなくても花束アレンジを作ることができる。でも練習や最新情報のインプットをしなくなったら、どんどん時代に取り残されていきます。経営者も一旦会社が回り始めたからと言って、経営の勉強をしなくなったり会社をより良くしていくためのインプットを怠ったりすれば、あれよあれよという間に会社は衰退していくでしょう。


インプットの量とその目的。

アイデアはそこから生まれるよ。というお話でした。(急にまとめ汗)

それではみなさま、今日もがんばローズ🌹 JOURO LINE公式アカウントはこちら


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