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アートを通じた多様性の尊重

こんにちは、ライターと広報PRの岩田紫苑です。


VUCAの時代、多様性を尊重して、すべての人が自分らしく輝ける社会を実現することが必要になってきています。そんな中、注目しているのが「アート思考」を活用した新しいアプローチです。この記事では、植物を題材としたオンラインアート教室「ART buffet」の取り組みを通じて、アートが多様性の尊重にどのような価値をもたらすのか、探っていきます。



アート思考とは?多様性尊重の新しい視点

アート思考とは、常識や正解にとらわれず「自分なりの答え」を手にいれるための考え方です。末永幸歩さんの著書「13歳からのアート思考」によれば、


「アート」とは、上手に絵を描いたり、美しい造形物をつくったり、歴史的な名画の知識・ウンチクを語れるようになったりすることではありません。
①「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、
②「自分なりの答え」を生み出し、
③それによって「新たな問い」を生み出す
VUCA時代と呼ばれる現代において、従来の正解を見つける力ではなく、「正解を創る力」の重要性が高まっている中で、企業や組織が注目している思考法です。

末永幸歩「13歳からのアート思考」13ページ


と記載されてあります。個人だけでなく、企業や組織が注目しているのは、斬新なアイデアや発想、新たな視点が得られるからです。沢山の商品やサービスが溢れる時代、差別化を図り従来の枠組みを超えた取り組みが、企業や組織にとっても急務と言えます。


花と緑のオンライン教室「ART buffet」とは

まるでビュッフェを楽しむかのように、お好きなコースを選んで作品づくりを楽しんでいただけます。現在開講予定は、インド菩提樹の葉っぱを使ったアートワークやコラージュアート、塗り絵です。これらに共通している点は、花や緑などの植物を題材に扱っていること。ここが「ART buffet」の最大の特徴になります。


なぜ植物を題材にしているのか

日頃から花と緑に関わる仕事をしているメンバーが運営と講師をしているので、誰よりも強く、以下のような想いを胸に秘めています。


人間よりもはるか昔、地球上に誕生した植物

「その植物への感謝や尊敬の念を抱いてほしい」

「私たちの生活に欠かせない植物に関心を寄せてほしい…」


そんな願いが込められています。植物に触れることで、思考を整理したり、アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)がかかっていることに気付いたり。時に時間を忘れて夢中になったり、リラックス効果を得たり…このような貴重な時間を経て「アート思考」を少しずつ手に入れることで、参加者それぞれが、自分なりの表現を見つけることができる。 


「ART buffet」を通じて自分自身と向き合い、 他者の感情や視点を深く理解し、寄り添うことができれば、多様性を尊重する社会に貢献する第一歩になると信じています。



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