top of page

メリットが確認できないと動けない人



こんにちは。JOURO(ジョウロ)代表の青木です。「虹ノアトリエ」という花業界専門オンラインサロンを運営したり、花と緑に関するサービスの開発提供をしています。


メリットが確認できないと動けない人

いますよね、こういう人。 もちろん僕自身も完全にそうじゃないかって言ったらそんなことないけど、どちらかと言えば、そんなことよりも自分が「いい!」と思ったら即行動して「ヤベッ汗」ってなったら止める。そんな人間です。


でも当然そうではないタイプの人もいるわけです。

「それをやることによってどういうメリットが得られるんですか?」 「それを買ったらどんなベネフィットが得られるんですか?」 「やった場合とやらなかった場合で具体的に何が違うんですか?」

と、このような確認作業に時間を費やす。

もちろん聞かれた側が聞かれたからには答えるんだろうけど、決断がなかなかできない人は決断することによって、ひょっとしたら失敗してしまうかもしれないという恐怖と戦っているので、その恐怖を取り除いてあげない限り、恐らくずっと平行線を辿ることになるのだと思う。


僕みたいなタイプが良いとか悪いとかそういうことを言いたいわけではなく、でも僕みたいなタイプの人は実践力、そして失敗した時の撤退力が身についているので、結果として変化に強くなっていくのかな?そう思っています。



「撤退力」

そう、この撤退力が優れているのは実はAmazonだと言われています。僕も最近まで知らなかったんですが、アマゾンは実に多くの事業に失敗しているそうです。GAFAと言われるほど成功の代名詞のように言われているけど、実は失敗も多い。でもAmazonの凄いところはその時の撤退の早さ。だそうです。


VUCAと言われている先の読めない時代にこの撤退力はとても大切だなと感じています。そのために会社をいかに小さくするか?という視点も重要視されているし、いかに身軽な状態でいられるか?これも大事なポイントかもしれません。

でももっと大事なのは、


撤退するということはその前に行動しているということです。
チャレンジしているということです。ここを忘れちゃいけない。

「とにかくやってみろ!」 「挑戦だ!」 「やってみなきゃわからない!」


こういう言葉はよく聞きますし、自分でも発言することもあるけど、決して乱暴にそう言っているわけではなく、理由としてこのような背景があるからこその「行動してみよう!」なんです。


もちろん、その時に事前にメリットなんて確認できていないんです。利益なんて確定していないんです。でも、自分が信じた道を開拓して、その先に結果として利益を享受していくわけなんです。だから先行者利益というものが得られる。


でもそのメリットを確認しないと行動できない人というのは、まずその先行者利益を得ることはないでしょう。


「別にそれを得たいわけじゃない」


そう考える人もいると思うけど、それはそれでいいと思う。でも、キンコン西野さんも話していたけど、決断できないことによる損失が大きい。。

それは何かというと「撤退力が身につかない」ということ。 撤退力が身につかないということは、もし今後何かにチャレンジしようと思って行動を起こした。でも思うようにうまくいかなかった時に、撤退できないんです。ズルズル続けてしまう。ズルズル続けることで損失を徐々に徐々に大きくしてしまう。


「始めるより止める方が難しい」

これもよく聞きます。 夫婦喧嘩とかもそうかもしれませんね。感情的になって喧嘩するのはすぐだけど、冷静になって「ごめん」がなかなか言えない。お互い意地の張り合いをしてしまう。


勝つ方法より負けない方法


「戦で大事なのは勝つことだ!」 「どうやって相手を倒すか!」


これがイコール戦略と捉えられがちですが、優秀な軍師は「いかに負けないか」を考えるそうです。兵力というのは限られている。つまりいかに戦死させないか。いかに戦わないか。これを考える。

僕たちの仕事も似ていると思っています。

いかに売上上げるか?どれだけ昨対比で利益を伸ばすか?

こういったことにばかり注力しすぎのような気がしますが、そうではなくいかにビジネスを続けるか?いかに倒産しない事業体を作れるか?そういった視点も大事なんじゃないかな?と。


特に国内需要だけで言えば、今後益々あらゆる業界がシュリンク(縮小)していくとも言われています。そんな中、拡大路線だけを目指したら少々危険なのは肌感でわかりますよね?


花業界もそうだと思っています。 もちろん売り上げが伸びるのは嬉しいし目指したい!でもその先に何があるのか?それを理解した上で売り上げ拡大を目指すのは良いと思う。それとその会社が目指している売り上げって、社員やスタッフは望んでいるの?これを共有しておくことも大事だと思っています。

だって、別に会社のために働くわけじゃないから。

会社はプラットフォーム化していくとも言われています。そうなった時に、自分の人生において、この会社に在籍することでどんな人生が待っているか?そこにワクワク感を感じられるか?会社としてはそこにワクワク感を提供できるか?これがポイントになってくるでしょう。


話がだいぶ逸れましたが、今日言いたかったことは「とりあえずやる!」です(強引汗、ヒドイまとめかた苦笑)

それではみなさま、今日もがんばローズ🌹 JOURO LINE公式アカウントはこちら






閲覧数:327回0件のコメント

関連記事

すべて表示

Comments


bottom of page