コンサマトリーという概念に出会いました



こんにちは。JOURO(ジョウロ)代表の青木です。「虹ノアトリエ」という花業界専門オンラインサロンを運営したり、花と緑に関するサービスの開発提供をしています。

みなさんは「コンサマトリー」って知ってますか? お恥ずかしながらなのか知らなくても恥ずかしくないのかわかりませんが、つい最近覚えました。

調べてみるとこんな感じです。


「コンサマトリー」とはアメリカの社会学者タルコット・パーソンズによる造語。
「それ自体を目的とした」「自己充足的」を意味する

なるほど。わかるようなわかんないようなです汗 僕がこの言葉に出会ったのは、こちらの本を読んだからです。


超ざっくり言うと、「ビジネス」と言うのはもはやその役目を終えているのではないか?という著者の問いかけがあり、その理由をいろんなデータや文献から解説するような内容で、僕個人的には結構納得感を持って拝読させていただきました。


で、その中で出てきた言葉がコンサマトリー。 自己充足的な世の中に今後益々移り変わっていくのではないかという予測。僕はなるほどなーって思いましたよ。


当然、花の業界に従事している僕は「花×コンサマトリー」という枠組みを持って拝読したんですが、そのアンテナを張って考えてみると、色々アイデアは出てくるんです。


例えば、コンサマトリーな行動とはどんな行動があるか?というと、ディズニーランドへ行ってミッキーに会うことが目的ではなく、ディズニーにいくこと自体が目的でその時点で満足するような、そんな行動です。


これを花屋さんに置き換えてみると?

(写真はサロンメンバーでもある秋田のgreenpieceさん)

花屋さんに行って、ギフト用のお花や自宅用のお花を買うのが通常目的で花屋さんに行きますよね?これをインストゥルメンタルな行動というらしいですが、これが「コンサマトリーな行動」になるとどうなるか?


「花屋さんに行くこと自体」が目的で、その時点で満足を得られているわけなんです。つまりそれまでにかかった時間やお金などのコストは回収できているんです。


そう考えると、店舗という空間を存分に活用して、コンサマトリー空間を創ることができたら、「入場料」というかたちでキャッシュポイントを作ることだって可能かもしれませんよね?もしそれができたら、花屋さんにとってはめちゃくちゃ画期的なサービスになります!


今までは店頭の装飾は、雑な言い方すると在庫だったわけです。だから極力店頭の装飾はシンプルにしようと考える方も当然いるし、必要以上のものは極力置かないようにしようっていう方向性に行きがちなんです。ただそうなるとお客様にとっては、店頭が魅力的にならない。。この葛藤が生まれるのが現実なんですよね〜


じゃあどうするのか?という具体的なアイデアは、なかなか生まれていないのが実情じゃないかなと。無論、割り切って店頭の装飾はディスプレイ要素も最初から考えているから、という設計の方もいると思うのでそれはそれで素晴らしい戦略だと思います。


今日は何が言いたいかというと「コンサマトリー」という視点を持つことで、新しいサービスが生まれる可能性が大いにあるということ。 時代の流れとして益々ここに向かうのではないかと個人的には感じています。本の中でもありました、この言葉が結構刺さったので紹介しますね。


未来のために今を手段化する生き方はもうやめにしよう

どう感じましたか? 僕は結構刺さりました。だって、未来なんてどうなるかわかんないですよね。それなのにその未来を想定して、そこからの逆算で今を生きるのってちょっと苦しくないですか?その不確定な未来のために、今やりたいこと・今だからできることを犠牲にしてもいいのかな?僕は正直疑問を抱きました。


だから「今を生きる」これは決してただ単にわがままになるということではなく、でも今を100%手段化する生き方はやっぱり続かないなというのが、今僕が感じていることです。


だからこそ「コンサマトリー消費」というのは十分伸びる可能性があるなと。で、その時に業界としてどんな提示ができるのか?視野に入れておきたいと思いました。

それではみなさま、今日もがんばローズ🌹


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