花と緑のコンシェルジュ 和田由里さん インタビュー前編

こんにちは、JOUROライターの岩田紫苑です。

そろそろ、桜の開花宣言が気になる時期になってきましたね。

皆様いかがお過ごしでしょうか。


現在JOUROでは「虹ノアトリエ」いう花業界専門のオンラインサロンを運営しています。

ありがたいことに、サロンメンバー数は400名を超えてきました。皆様、日々精力的に活動されているため、サロンメンバーさんの活動をレポートさせてください。


本日ご紹介するのは、花と緑のコンシェルジュ 和田由里さん。

広島中央卸売市場、花き部 、㈱花満の相談役をされています。数々のイベントの企画を立ち上げ、花でくらしを活性化したいという想いから「花活」という新しい概念を創造。また、「フラワーバレンタイン」など記念日の普及に努められています。前編では、広報としてご活躍の由里さんが、どのような幼少期を過ごしてきたのか、また1番印象に残っているイベントについてお聞きしました。


▼「広島で輝く女性シリーズ」で取材をうけた時のお写真


ゆりさん本日はお忙しいなか、ありがとうございます。

まず、現在のお仕事内容について、教えてください。


広島中央卸売市場、花き部 、㈱花満に所属しています。現在は企画広報室で働いています。様々な業界行事やイベントを担っている部署ですね。主に、社外の方とのやり取りが多く…役所、他業界との窓口を担っています。役所では、基本的に広島市、広島県との接点が多いですね。広島県では、農林水産省による補助事業も活用しているので、その担当もしています。


花市場を営むお家に生まれ、そのまま家業で働くようになったんですよね。幼少期の思い出をお聞きしてもよいでしょうか。

(株)花満は、祖父が起こした会社です。大正10年1921年創業なので、今年度がちょうど100周年でした!

当時、盆栽が盛んな西区己斐で創業し、満州などに輸出もしていたとか。その後、切り花や園芸の卸売もするようになったそうです。

家が花市場だったので、私が小学生のころは「学校にお花を持っていきなさい。」と言われました。お花屋さんではなく、あくまで市場なので、5本10本の束を担いで持って行った記憶があります。身体も小さく、重かったので、正直嫌でしたね~。持参したら、学校の先生は喜んでくれるんですけどね(笑)

他のお家とは違うことをやっていたけれど、それがちょっと面倒でした。


朝は、仕入れにくるお花屋さんのトラックがずらりと並んでいる駐車場を、ぬって歩きながら登校。帰りは、セリも終わり、ひとけが無くなったところを歩いて下校。お花屋さんのように、綺麗なショーウインドーがあるわけでないので、花市場の子でしたが、お花に触れる機会はあまり無かったような気がします。だから、小さい頃から、花好き緑好き、というわけでもなく。(笑)5人兄弟の長女だったこともあり、広島市でずっと育ち、そのまま家業で働くことになりました。


なるほど、そうだったんですね。

小学生だったころのゆりさんのお気持ちも、確かに理解できます。(笑)

入社後は、どのようなお仕事をされていたのでしょうか?

入社後は、総務と経理の仕事を担当しました。現在は機械ぜりですが、当時は手ぜり。せり場の後ろで、営業事務の方が、その様子を速記していきます。その速記されたものを、オフィスコンピューターに入力したり…その速記されたものと、入力したデータを照合する作業をしたり…そこで、様々な花の名前を目にしました。実物はどんなお花が分からなかったんですけどね(笑)

総務が、社外の窓口にもなっていたので、生産者やお花屋さんだけでなく、当時から役所の方ともお話する機会がありましたね。


会社の代表も長く務められていたんですよね。

特に印象に残っているイベントや出来事を是非教えてください。

現在の「広報企画室」のもとになっているものが、2つあります。


1つは、GWに毎年開催されている「ひろしまフラワーフェスティバル」です。3日間で150~160万人が訪れる大きなイベント。広島市の中心部でパレードが開催されたり、ステージイベントがあったり。花が主役のイベントなんです。

会社の代表になった時、一般社団法人 日本花き卸売市場協会にも所属し、さらには花き消費拡大委員会の委員にも任命されました。「市場協会が応援するので、ぜひその花のイベントに、㈱花満さんも出店しなさい!」と背中を押され、断り切れず…(苦笑)

その時、初めて出店したのがきっかけです。現在も、ありがたいことに継続して出店させてもらっています。

初めて出店した時は、ステージ上で、花市場のせり場を再現し、一般のお客様にせりの疑似体験をしてもらうという企画を立てました。お花屋さんにも協力してもらい、ステージの後ろでは、フローリストにブーケを束ねてもらい、そのブーケをステージ上のせり場で値段をつけて落とす、という体験イベントです。とても好評でしたね、普段なかなか見る機会のない、せり場の雰囲気を感じとってもらえたみたいで!ブーケが束ねられる過程も見られて、それも人気でした!


ステージを使わない時には、テーブルとイスを並べ、ハンギングバスケットの講習会や、フラワーアレンジメント、寄せ植えの体験会を企画しました。


▼好評だったステージイベント(高校生と大人の花いけバトルをコラボで実施)



▼2018年フラワーフェスティバル メインステージのお写真



▼2021年のフラワーフェスティバルのお写真(無観客イベントで開催)




印象に残っているイベントで、もう1つは「ピースフラワープロジェクト花育」というものです。

こちらは、先ほど述べた「ひろしまフラワーフェスティバル」の催し物の1つです。

2月の終わりごろから、広島市内の幼稚園/保育園、小学生や施設、団体に花苗(パンジーやペチュニアなど)を渡し、育ててもらいます。フェスティバルの開催前に、それらを一気に回収し、平和公園の芝生広場に花絵を描きます。デザインは実行委員会の方が考えられるのですが、とても良い企画だと、みなさんから褒めていただき、もう10年以上続いているプロジェクトですね。


▼昨年の花絵。「それでも花は咲く」と花で文字を書きました。

由里さんが企画から携わり、ずっと続いているイベントなのですね。

せり場を再現したステージイベントや、広島市の皆さんが育てた花苗で完成された花絵、

一度足を運んで、私もみてみたいなと思いました。お話聞くだけで、楽しさが伝わってきました!


たくさんのイベントの企画と運営に携わってきている由里さん。次週の後編では、他にどのようなイベントを立ち上げてこられたのか、またそれらを実施するために、普段から意識していることは何か。また、由里さんが感じている花卉業界の課題についても伺います。



▶花と緑のコンシェルジュ 和田由里さん

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