こんにちは、JOUROライターの岩田紫苑です。
現在JOUROでは、オンラインサロン「花と緑の社会実験室soe!」を運営しています。
そのサロン内で立ち上がった「花×こども」というプロジェクトチームが、先日イベントに出店。本日は、そのイベントでの活動をご報告します。
目次
プロジェクトチーム「花×こども」が立ち上がった背景
どのようなプログラムでイベントに出店したのか?
アンケートの結果
今度の活動について
【プロジェクトチーム「花×こども」が立ち上がった背景】
そもそも、なぜ「花」に「こども」を掛け合わせたのか? 「花×こども」というプロジェクトが、立ち上がった背景について、
簡単に説明させてください。
農林水産省の統計データによると、
花き業界では、30代未満の若者による花離れが懸念されています。
どうにかして、この花離れを防ぎたい。花好きの大人ができることってなんだろう?
サロンメンバーで話し合った結果、仮説を立てました。
幼少期に、お花に触れてもらう機会を増やす
→大人になっても、お花を身近に感じてもらうことができるのでは?
幼少期に、花をもらった相手は喜んでくれる/笑顔になる、という原体験がある
→優しい心を育むことができるでは?
お花好きのお子様に、お花屋さんの体験学習の場を提供する
→将来の職業選択の、きっかけ作りができるのでは?
お花好きのお子様に、好きなことで働く楽しさを伝えたい!
このような考えを経て、プロジェクトチーム「花×こども」が結成。
プロジェクトに携わるサロンメンバーは、職業も年齢もバラバラ。
現役のお花屋さんもいれば、幼少期の原体験をもとに、大人になってもお花が好きな人、お花で何か成し遂げたい人、こどもたちにお花のワークショップを開催している人など。
そんな経緯のもと、プログラムを考え、イベントに出店しました。
【どのようなプログラムで、イベントに出店したのか?】
サロンメンバーの1人が、個別出店したことがあるイベントを紹介してくれました。
これがきっかけで、プロジェクトチーム「花×こども」も参加希望を運営事務局に伝えて、出店が決定。
そして、実施した内容は…
まず、お子様にお花を選んでもらう。
ミニブーケを2つ(お持ち帰り用、販売用)を作ってもらう。
値札という名の、オリジナルカードを描いてもらう。
販売用のミニブーケに、カードをつけてもらい、店頭で販売。
販売の様子を写真におさめます。
後日、ブーケを作ってくれたお子様や、その親御さんに向けて
イベントの様子をInstagramにてご報告。
今回、出店したイベント名は「こどもSDGsラボ」
そのため、ブーケづくりにおいても、環境に配慮し、工夫しました。
OPPフィルムは使わず、ハランという葉を使用。
葉の部分で花束を包み込み、茎は丸めて持ち手に活用しました。
【アンケートの結果】
お子様のワークショップが終わった後
親御さんにアンケートをとったので、一部ご紹介します。
・自分で選んだ花で花束を作るという経験は初めてで、娘がとても楽しそうだった
(30代 お子様のご年齢 9歳)
・簡単にブーケができて、お花屋さん気分を味わえて満足だった
(30代 お子様のご年齢 9歳)
・作業の工程が優しく、飾るのに丁度良いサイズなのが良かった
(40代 お子様のご年齢 9歳)
嬉しいお言葉を頂戴しております!
ほんの30分弱の小さな体験だったかもしれないけれど…
お花って可愛い、綺麗だな。お花屋さんの仕事って楽しいな、面白いな。
そんなふうに、こどもたちも思ってくれたら、
私たちsoe!の運営メンバーも、プロジェクトチームのメンバーも大満足です…!
【今度の活動について】
上記のアンケート結果からも、とても反応が良く、今後も継続していきたいと思っています。
ワークショップの内容は、出店する場所やイベントの規模感、参加するお子様の年齢にあわせながら、変えていくことができる。
そのため、今後は全国で開催できたら、と意気込んでいます。
まずは、その先駆けとして、一歩踏み出したsoe!の「花×こども」
ともに、活動にご賛同いただける方、盛り上げてくれる方、
いつでも皆さんのご参加お待ちしております!
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