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執筆者の写真岩田紫苑

9/1から第二弾スタート。読み終えた本を私たちに託してください!

こんにちは。株式会社JOUROでライターをしている岩田紫苑です。JOUROは、花に関わる新規事業及び新商品/サービスの創出を共創・支援する会社であり、様々なプロジェクトの創出を目指しています。


9/1から、読み終えた本が花に変わるプロジェクト(第二弾)が、スタートしました。


ご自宅で眠っている本を回収させていただき、その査定額と同額分の花を、NPO法人を通じて10代の若者に贈るというプロジェクト。本プロジェクトが立ち上がった背景には、社会課題である「きっかけ格差*」や「体験格差**」が挙げられます。文化体験機会を失っている子どもたちに、花のある暮らしを体験してもらいたい!という想いをもった、花業界10数名の有志が、立ち上げた企画です。



本の回収期間は、9/1~10/31まで。個人で集荷依頼をかける方法はこちらです。


NPO法人カタリバさんでのワークショップは、11月末から12月にかけて実施予定です。今回はクリスマスシーズンが近いので、子どもたちとリース作りを楽しめたらよいなと計画しています。皆さまからお預かりした査定額は、このお花代や資材代にあてさせていただきます。


第二弾も、ぜひ多くの方のご参加お待ちしております!

第一弾の様子はこちらからご覧ください。





 


教育機会が平等に行き届いていると言われる日本ですが、生まれ育った環境や受けた教育によって、意欲と創造性を育む「きっかけ格差」は広がっていると感じています。その背景には、地域特性や家庭環境、震災など、様々な事情があります。


日本でも、自分自身の子どもに対して様々な「体験」を与えたいと願い、実際にその機会を与える親は数多く存在する。だが、それがあくまで個々の家庭ごとの話にとどまっている限り、裕福な家庭に生まれた子どもたちはともかく、低所得家庭の子どもたち、あるいはその他のハンディキャップを抱えている家庭の子どもたちは、誰からのサポートも得られずに置き去りにされるだろう。そして、実際に置き去りにされてきたのだ。


重要な分岐点は、「私の子ども」だけではなく、「すべての子ども」に対して、「体験」の機会を届けようとするかどうかにある。「体験格差」をなくそうという意思を、社会全体として持つかどうかにある。



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