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執筆者の写真岩田紫苑

2000個突破!廃棄されるはずだった茎を活用をした植物用ポット「STEMN」

こんにちは、岩田紫苑です。


JOUROでは、日々お花を扱う現場(市場、お花屋さん、葬儀会社など)で、廃棄されている植物の茎に注目し、その資源化に努めています。


お金を払って、お花を仕入れているにもかかわらず、お金を払って葉や茎を処分する。


この「もったいない」を解決するためのプロジェクトとして、商品開発を進めています。第一弾として、廃棄される茎の粉と、1度世の中に出回った新聞古紙を原材料とした、循環型植物用ポットを販売しました。

販売開始から1年3カ月が経ちましたが、累計販売数が2000個を突破しました!


ひとえに、業界の皆さま、教育機関の皆さまが活用してくださっているおかげです。本当にありがとうございます。






教育機関の教材として、活用できる最大の理由は、

STEMNが循環型経済(サーキュラーエコノミー)を実現するアイテムだから。





主な原材料は、廃棄されるはずだった茎を粉砕したものと、一度世の中に出回った新聞古紙であるため、新たな地球資源を使用していません。さらに、不要になった場合は、ポットごと土に埋めることもでき、土の微生物が半年から1年かけて、STEMNを分解してくれます。ゴミを排出しない設計にもなっているため、植木鉢/植物用ポットという役割を果たしながらも、SDGsの教材として使うこともできるわけです。


そのため「このアイテムを使うことで、資源や環境が守られているよ」と子どもたちに伝えることができます。


一方、業界の皆さまにとっても、使う意義があると思います。日頃から、茎の廃棄量を意識する方は少ないかもしれませんが、お花を仕入れた分だけ、茎のゴミも増えるはず。


以前、とあるお花屋さんにご協力いただき、茎の廃棄量を調べた結果、1日に45ℓのゴミ袋×3袋になったそうです。皆さんのお店では、どのくらいの茎を廃棄していますか?


茎の廃棄量を減らしたいと思っているけれど、何をすればよいか分からない…と悩んでいる方がいらっしゃれば、STEMNを活用してみませんか?




今日も、お花を扱う現場では、計り知れないほどの茎が廃棄されている…ということを念頭に置きながら、わたしたちは「STEMN」プロジェクトを継続してまいります。


引き続き、応援よろしくお願いします!!



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