こんにちは、JOUROライターの岩田紫苑です。
花と緑に特化したクラウドファンディングサイト「tanetomi」に
新しいプロジェクトが加わりました。
本日は、そのご紹介。
こちらは、UCC上島珈琲株式会社と一般社団法人天然繊維循環国際協会(NICO)による、共同プロジェクト。
100%天然素材のプランターを作り、全国の学校にあるプラスチックプランターを
それらに変えていきたい!という取り組みです。
100%天然素材のプランターとは、一体どういうことか?
プランターの原材料は2つ。コーヒー豆の麻袋。そして衣服の天然繊維です。
UCC上島珈琲株式会社によると、海外から運ばれてくる際に、使用しているコーヒー豆の麻袋は、なんと、年間100万枚以上にのぼるそう。役目を終えた麻袋は、畑での霜よけに使用したり、ほぐして、フエルト材などの原料にし、有効活用しているそうです。しかし、数が多いため、廃棄されてしまう麻袋もあり…
このような状況を少しでも改善したい!
新たな活用方法を模索したい!とのことで、共同プロジェクトが発足。
コーヒーの麻袋の内側に、衣服の天然繊維を組み合わせて、プランターを製作しました。
また、このプランターの製作の裏側には、
もう一つ、課題解決に努めている取り組みがあります。
それは、ファッション業界における大量生産・大量廃棄。
衣服の製造プロセスでは、必ずCO2が排出されます。
原料となる植物の栽培や染色などでは、大量の水が使われ、
生産過程で余った生地などは、廃棄物に…。
洋服一着を作るにあたり、その背景には、多くの資源が使われているのです。
学校のこどもたちに、100%天然素材のプランターを手に取ってもらい、
植物を植え替えてもらう。と同時に「服育」の出張授業を行うそうです。
出張授業では、こどもたちに、ファッション業界の現状や、
それらがもたらす環境への影響を伝え、衣服の大切さに気付いてもらう。
そんな時間を提供していきたい、とのこと。
……………
リターンの種類も、豊富にご用意しております。
このプランターの寄付だけでなく
ドリップコーヒーの購入や、コーヒーの抽出方法が学べるオンラインワークショップ参加券、野草研究家による、ハーブのオンライン講演会参加券など。
多岐にわたるリターンにも注目です!
是非、一度プロジェクトページをご覧くださいね。
Commentaires