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課題解決と問題解決の違い

(今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら↓)


 

結構混同して使いがちな「課題と問題」。

この違いについてのお話をしたいと思います。


先日、とある勉強会に行って、この 2つの言葉の明確な違い、それについて話があったんです。それが、なるほどと、もう本当に首がもげるほど頷いて共感しましたし、自分はそこが全然できてない(混同して使ってしまっている)という反省もあったので、ぜひ皆さんにもこれは共有したいなと思います。


まず、結論から言いますと、こちらです。


問題解決は事後対応。 課題解決は事前対応。

自分はここをその定義をしっかり理解した上で今まで使ってたかというと、全くでした。思いっきりごっちゃになって使ってましたね。となった時にハッとしたんですよ。


で、この気づきを与えてくれたのは、僕が選択理論を学んでるアチーブメントさんのミーティング。とある役職についてるので、年に1回の集まりで参加した勉強会の中であった話なんですけど、 アチーブメントさんというのは、いわゆる教育を通じて社会を良くしていこうという活動をしているわけなんです。じゃあその教育っていうのは何かって言ったら、実はこの社会問題への対応ではなくて、社会課題に対するアプローチなんだっていう話があって、ここは明確に違うんですと。


それが、なるほどな!と思って。

つまり、すでに起きている社会問題を解決しようとする、それ自体も素晴らしいんだけど、アチーブメントっていうのは、その問題が起きる前の事前対応として、教育を通じてその社会課題に対する課題解決をしているんですという話があったんですね。で、教育っていうのは、言ってしまえば、その考え方をアップデートしていくわけじゃないですか。その考え方による行動があって、その行動によって問題が起きてしまうわけですよね。だったら、その元にある考え方というものを、みんなが幸せになるような考え方、正しいっていう言い方は違うかもしれないですけど、善悪で言ったら善の考え方を持てるような考え方が備わっていけば、その後の問題行動が起きなくなっていくわけですね。だから教育は大事なんだ、そういう考え方なんです。


だから、現時点でどっちがいいとか悪いではなく、確かにもうすでに表に出てしまっている問題に対しては、事後対応だったとしてもこれは解決しなきゃいけないですよね。放置はできない。だから、緊急性が比較的高いのかもしれないけども、それと同時に第2象限と言われる重要なんだけど緊急ではないこと、ここへのアプローチもしていかなきゃいけない。それによって、将来的な緊急かつ重要なこと。それが起きなくなっていく。これを第1象限から第2象限と言われるものに対して時間を投資していくことになっていくわけですね。


だから、自分がやってることどうかって考えると、まだまだ第1象限が起きてしまってるってことは、第2象限つまり緊急ではないけど重要なことを先延ばしにしてしまった結果であるとも言えるわけですね。だから、課題に対するアプローチができていない。


なるほど。どうです?すごく納得しませんか。すでに問題が起きてしまってるとしたら、もう起きてしまってるんだったら解決するしかないけど、それが起こらないための仕組みを持ってなきゃいけないわけですよ。同時にこれが課題解決ですね。

だから、僕で言えば、お花の業界に関するもう問題が起きてしまっているんだとしたら、やはりその根底にあるボトルネックになってるものは何なのか?そこを突き詰めて、その課題を解決していくことは非常に重要だなと思います。人が絡んでることなのであれば、やっぱその人の考え方を教育を通じて変えていく。

で、その時に使う技術として選択理論心理学は非常に効果的だなと思ってますね。より良い人間関係を築くための心理学です、選択理論心理学というのは。そこが、めちゃくちゃ腑に落ちたので、今日は共有をさせていただきました。


それでは、今日も元気にがんばローズ🌹



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