花は悪くない。見直したいのは「届け方」。お祝い花の構造をそろそろアップデートしませんか。
- 岩田紫苑

- 2月27日
- 読了時間: 3分
こんにちは、ライター&広報PRの岩田紫苑です。
お祝い花は、本来とても美しい日本の文化。開業、移転、就任。イベントや舞台。人生や企業の節目に、「おめでとう」の気持ちを花に託す。けれど今、その文化が少しずつ歪んでいるように感じています。
花屋さんは、悪くない
心を込めて制作したアレンジメントや胡蝶蘭、スタンド花。忙しい中で制作時間を確保し、配送スケジュールを調整し、時間通りに納品する。
それでも現場では、
「また、お花が届いたのか…」
「置き場所がなくて…」
「こんなにたくさんどうしよう…」
そんな雰囲気に出会ったことはないでしょうか。
数日後、十分に管理されないまま散ってしまった花。撤去時に静かに積み込まれていく鉢。あの瞬間、「花が悪いわけじゃないのに」と胸が少し痛む。

とある花屋さんの事例
実際に、九州の花屋さんからこんな話を聞きました。開院祝いとして、小児科の病院へ胡蝶蘭を届けたときのこと。
入口に花がない。
「おかしいな」と思い、スタッフの方に置き場所を尋ねると、案内されたのはバックヤードでした。そこには、他社から届いた胡蝶蘭も含め、たくさんの鉢が並んでいたそうです。
「なぜここに置いているのですか?」
そう尋ねると、返ってきたのはこうでした。
「小児科なので、こどもたちがアレルギーを発症しないように、院内に生ものは置かない方針なんです。」
花屋さんは悪くない。病院も悪くない。贈った企業も悪くない。
それでも結果として、一生懸命に生産者さんが育てた祝福の象徴「胡蝶蘭」が、日の目を見ないまま、バックヤードに並んでいたそうです。

問題は「個別配送」という構造
法人のお祝い花は、基本的に個別発注・個別納品です。
A社は胡蝶蘭。
B社はスタンド花。
C社はアレンジメント。
結果、同じ日に複数の花屋さんから配送があり、エントランスは花で埋め尽くされ、現場の担当者は対応に追われる。
そして花屋側も、小口配送や回収の負担があったり、限られた予算内での固定化した提案しかできない状況に陥っています。
本来であれば、その空間や雰囲気を読み解き、その場にふさわしい花を提案できるプロフェッショナルであるはずなのに、どうしても作業的な「納品」に近づいてしまう。
贈る側、受け取る側、花屋さん。三者の想いがかみ合わないまま動く今の構造が、静かなミスマッチを生んでいます。
このままだと、花は選ばれなくなる
「お花はありがたいけれど、正直もらった後が大変」
そんな声が増えれば、企業は次第に別のギフトを選ぶようになるでしょう。
すると、「場を祝福するお祝い花の文化」そのものが衰退してしまう。それは花き業界全体の大きな大きな課題です…
構造を変える挑戦~HANAMUKE for biz~
JOUROが運営する、法人向けお祝い花のプラットフォーム「HANAMUKE for biz」は、この構造そのものを変えようとしています。
考え方はとてもシンプル。
個別に贈るのではなく、お祝い金を一度とりまとめて、そのまとまった予算内で空間全体を設計する。花屋さんは、花を届ける仕事から、空間を創る仕事へシフトできます。
パートナー花屋になることで、
・平均26万円規模の案件
・完全受注型で計画的な仕入れ
・請求や入金確認、顧客対応はJOUROが代行
・全国の仲間との学び合い
という環境の中で、花屋さんは「創ること」に集中できます。
さいごに
お祝い花は邪魔なものでも、処理に困るものでも、数日で片付けられる存在でもありません。
贈る側も誇らしく、受け取る側も嬉しく、花屋さんも創造性を発揮できる形へ。もし少しでも「今のままでいいのだろうか」と感じているなら、ぜひ一度、HANAMUKE for bizの仕組みをのぞいてみてください。




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