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東京・葛飾の秘密の花園~息子と紡ぐバラ物語~

更新日:5月23日

こんにちは。ライター&広報PRの岩田紫苑です。


先日、東京都葛飾区の「小森谷バラ園」へと足を運びました。来月JOUROが運営事務局として参画しているFlowers for children(FFC)では認定NPO法人カタリバ様とコラボイベントとしてバラの収穫体験を開催します。今回の目的は、そのイベントの下見です。




5月はバラが最も美しく咲き誇る季節。ハウスに一歩足を踏み入れた瞬間、20種類ものバラたちが私たちを出迎えてくれました。小森谷さんによると、ここでは年間なんと70キロものバラが収穫されるのだとか。

豪華絢爛と咲き誇る大輪のバラから、これから花開こうと待ち構える凛々しい蕾まで、目を奪われる光景が広がっていました。


無農薬栽培ならではの自由奔放さで、バラたちは躍動感あふれる枝を伸ばし、本来の野性味と気品を兼ね備えた姿!

4歳の息子も私たちに同行し、色とりどりのバラに興味津々。「このピンクを切って~!」「今度は黄色~!次はオレンジ~!」と目を輝かせながら、次々とバラを指差します。





「無農薬だから摘み取ってすぐ食べることもできるし、お風呂に浮かべても香りが増すよ~」


小森谷さんのさりげない一言に、息子の好奇心は一気に爆発。「これ食べられるの?食べていいの?」と言いながら、収穫したばかりのバラの花びらを勢いよくちぎり、躊躇なく口に運びました。予想外の味わいだったのか、思わず顔をしかめる姿に思わず笑みがこぼれます。それでも「バラは食べられるんだ!」という新鮮な発見に、息子の世界はまた一つ広がったように感じました。


品種によって香りも個性豊か。「このバラは良い香りがするけど、こっちはしないね!?」と息子なりの比較研究も始まり、花瓶に飾られたバラだけでは決して知ることのできない、五感を通じた貴重な体験となりました。




収穫せずに残されたバラの株は、私の身長をゆうに超える高さ。100センチにも満たない息子にとっては、まるで空に届きそうな巨大な植物に見えているのかもしれません。

公園で見るバラ、花屋さんで見るバラ、家で飾るバラ。それらとはまた違う、生命力あふれる本来のバラの姿を知る素晴らしいきっかけとなりました。


来月、カタリバさんの子どもたちは、このバラたちにどんな反応を見せてくれるのでしょうか。きっと目を輝かせる姿が目に浮かびます。感動に満ちた収穫体験が実現できるよう、運営メンバーと心を込めて準備を進めていきたいと思います。







FFCは、こども向けに花育活動をする皆さまを後方支援する任意団体です。花育活動家の置かれている状況や、子どもを取り巻く環境の複雑化から、花育の必要性を感じ、今年1月有志で立ち上げた小さな団体です。沢山の子どもたちに花育を継続的に伝えていきたいので、花育活動家への応援やご支援をいただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。


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