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奪い合いに興味がない

(今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら↓)


 

今日は「奪い合うことに全然興味がない」という話をしたいと思います。

これ何のことかというとvoicyを聞いていたら、鴨頭さんのvoicyの中でvoicy の代表の緒方さんの話が出てて、めちゃくちゃ共感したんです。


voicyを立ち上げる時の話はもちろんですけれど、いろんな経験をされてきてる方で、どんなビジネスに関心があるかみたいな話だったと思うんですが、「奪い合うことに全然興味がないんですよ」という話があったんですね。


どういうことかというと、すでに何か表面化している課題に対する解決って、 それを提供しているサービスなんて、既に他にあるわけじゃないですか。だからそこはすでにレッドオーシャン状態。そこに入っていってシェアをとる、つまり奪い合うようなそんなビジネスにはもう全然興味がないと。そこでマーケティングを駆使してシェアが上がったとしても、分母が広がっていないんですね。


つまり「幸せの総量」が増えていないとしたら、その中でいかにシェアを取るかっていうその世界線だという話をしてて、僕は個人的にめちゃくちゃ共感したんです。voicyってまさにそこを走ってますよね。「音声×テクノロジー」という新たなジャンルですよね。これを築いていったわけで、もちろんPodcast とかは別に元々あったわけですが、それとは全然別の世界観を作っているので、voicyきっかけで音声配信に興味を持った方とか またそこのパーソナリティになったとか、そのような方もたくさんいると思います。僕もそうですが習慣になった方もたくさんいると思います。音声を聞くことの裾野が広がったと思います。


音声配信で幸せの総量を増やしたお一人なんだなと思っていますけども 、そういったジャンルに緒方さんは興味があるようです。確かにビジネス的に言うと最初に課題解決「イシュー」 なんて言ったりもするんでしょうけども、そこから入った方が分かりやすいかもしれないですが、そこから入るのってそもそもスタートアップってそうじゃないよね!自分がこんなビジョンを作るんだ!こんな世界観を必ずこの世の中に広げていくんだ!というところからのスタートだよねと。


ここに関してはすごく共感する部分もあって、僕自身で言うと花と緑の企画屋さんって以前はうたってましたし、お花の業界のプロデューサーって今は伝えてますが、お花の業界でフローリスト以外のこの立ち位置作るなんていう人、今までいなかったんです。もしくはコミュニティーを作ってその中で プロジェクトごとにチームビルディングしてプロジェクトが終わったら元の仕事に戻るとか、こんな働き方をしてる人なんていないんですよ。でも右か左で言ったら左ではないなと思って踏み出して、最初のうちは確かに自分の中でもイメージが鮮明ではなかったです。

でもなんとなく、こっちの方向性かな?ちょっと正直見えてこないし具体的なビジネスプランまではまだ落とし込みできないけど、まずは走り出そうっていうところに決断をできた自分を褒めたいと思ってますし、確かにそんな状況だから苦労はしてます。苦労はしてますけれども、でも1歩目を踏み出せたっていうことへの価値。これは本当に大きくて、少しずつ少しずつそれに共感してくれる仲間が増えてきて、運営しているコミュニティ( Facebook グループを使ってるんですが)は、650名を超える業界の仲間がそこに集まるようになってきて、そこから生まれる横の連携もできたり、少しずつ形になってきています。


これって最初からそんなビジネスプランがあったか?というとありませんでした。走りながら修正しながら作っているんです。こんな感覚を僕自身うまく言語化できていないかもしれませんが、課題解決から入っていたら今の世界観は作れなかったと思いますし、分母を広げる、裾野を広げるという活動にはなっていなかったと思います。

という意味ではほんのわずかかもしれないけどちょっとした貢献ができているのかなと思っています。


それでは、今日も元気にがんばローズ🌹





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