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個人は守るけど会社は守らない時代

更新日:2022年1月7日



こんにちは。JOURO(ジョウロ)代表の青木です。「虹ノアトリエ」という花業界専門オンラインサロンを運営したり、花と緑に関するサービスの開発提供をしています。


予め言います。これは空論ですw

なぜかというと自分自身がまだ1人社長で人を雇って会社を経営しているわけじゃないからです。だから苦労もわからずただの憶測でモノを言っていると捉えられても仕方ないと思いますが、それでも自分の思考を整理するためにも、そしてこれから自分が経営者になっていくときにどうやって会社の在り方を創っていくのか?それらを見据えながら書き記してみます。


最近色んなメディアやらなんやらで、会社とは?的な投稿を見るたびに思うこと、世の中の流れを見て自分が感じていることを書いてみます。


このような記事もありました。 僕は山口周さんの考え方が結構好きで、何冊か本も読ませていただき、その内容を花業界に落とし込んで考えてみたりもしました。


その山口周さんのコメントで「企業は守らないけど個人は守る」というセキュリティの考え方にシフトするべき時期に来ていると思います。」というのが印象的でした。 その考えの背景にあることがどういうことなのか?詳しくは記事にも書かれていますので、ご一読ください。


会社を守るために、会社のあり方を変える


社員は会社を守ってもらいたいわけじゃなく、自分の生活を守ってもらいたいわけであって、それが守られるならば会社が今の形をなしていなくてもいい。もっと言うと会社がなくても安心して働けるなら会社に縛られる必要がない。物理的な会社というものに本当に重きを置いているかといったら、それは実は本質的ではないのかなと思う。このコロナの影響でそれが浮き彫りになったんじゃないかな。


「会社に出勤してナンボ」 「朝全員で決まった時間に出社して朝礼して1日のスタートを切る」


こういった軍隊方式とも言えるルール。疑問を持っていたけど、仕事って会社ってそういうものかと思っていた、でもなんか違うよな、そんな違和感が一気に認知されるようになった。 (もちろん、組織じゃないとできないこともたくさんある、だから組織は大切。ただ、ここで話しているのは今まで常識とされていた会社というものに対する違和感やその価値観が変わってきてますよという話です)


就職ではなく就社


日本社会はよく「就職ではなく就社している」と言われているけど、その意味がよくわかるようになってきました。


会社に縛られすぎているなと。 自分人生の主人公は自分なのに、どこかそのイニシアチブを会社に握られている。もしくはそれを会社に預けて雇用していただいている、そんな感覚さえ覚えます。


あくまで立場は対等。 なのにもかかわらず実質的には対等ではなく、従業員の立場が弱い。 それは足元を見られていたんかなと思います。


「辞めて他行ったって、雇ってもらえるの?」 「あなたのその実力でやっていけんの?」


もちろん言葉には出さないけど、どこかそのような評価を常にされている感があり、またそれに自信を持てないと会社に居残るという選択をするしかない。


友達とか周りの知人からよく聞く声として、 「家族いるし家も建てちゃったし、もう無理だよ」 「この年になって転職なんてもう無理」 「もう仕方ないよね」


なんか、それがその人の宿命かのようなコメントが多いんです。

「そんなに嫌だったら苦しかったら、他のことやればいいじゃん」って思ってしまう自分が、なんか変わり者のようなそんな感覚。でも、これが少しずつ変わってきています。

恐らく複業副業解禁になる会社もどんどん増えるでしょう。 ジョブ型雇用についての議論も益々加速するでしょう。


そうなってくると、益々「会社」って何?が加速します。 これからの時代は会社を社員がどう使うか?の時代だと思っています。これだけ個々の発信力が強まっている「1億総発信時代」とも言える時代にあって、いちいち会社のルールに縛られていたら、その力を最大化できない。


むしろ会社は「どうぞどうぞ、会社のアレやコレをどんどん使って下さい」的なスタンスの方が、結果会社の発展にも繋がる気がしてならない。つまりそれって「会社がプラットフォーム化」していく時代だと感じています。


「◯◯会社って所属していると、こんな恩恵受けられるよな」 「◯◯会社に籍があると、家族にもこんな特典があるよ」 「◯◯会社に所属しているからこそ、こんな仕事にチャレンジできたよ!」

などなど。

言葉は適切ではないかもしれないけど、「いかに使い勝手が良いか」プラットフォームと位置付けるなら、それは大事な視点になってくると思います。

逆に言えば会社としては使い勝手が悪いと人がどんどん離れていってしまう。結果として生き残ることができずに退場を迫られる。そんな厳しい現実が待っているのではないかなと。


個人も会社も考え方が大きくシフトしています。 誰も正解なんてわかりません。 だからこそ行動し、自分が選択した行動を正解にしていく生き方が必要です。誰も正解なんて教えてくれません。待ってても降ってきません。

そんな時代を僕はポジティブに捉えています。 なぜなら自分らしく生きていい時代になってきたから! せっかくその時代を生きているんだから、大いに楽しみましょう!

それではみなさま、今日もがんばローズ🌹 JOURO LINE公式アカウントはこちら






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