こんにちは。JOURO(ジョウロ)代表の青木です。「虹ノアトリエ」という花業界専門オンラインサロンを運営したり、花と緑に関するサービスの開発提供をしています。
さて、今日は結構みんなやりがちなお話をしたいと思います。ただご安心ください。かく言う僕もその傾向に陥ってしまうことが多々ありますので、自分への戒めの意味も含めて投稿させていただきます。
何か商品やサービスを考える時、「ターゲットは○○でその人たちが求めていることは△△だから□□のようなコンセプトの提案にしよう」という明確な設定ができたとします。
でもプロジェクトを進めていく中で、時折こんな悪魔の囁きが・・
「どうせやるなら〜の人たちにも届くように」 「せっかくなら〜の価値もプラスして」
こうして事前に削ぎ落とした思考をまたプラスしていくという作業をしてしまうんです。 欲が出るんですね。
そうすると、いろんな問題が生じてきます。 ・予算の追加 ・スケジュール遅れ ・人手不足 そして、最悪のケース「これって、そもそもなんでやろうと思ったんだっけ?症候群」に陥る。
お恥ずかしながら幾度となく、この経験をしてきました。
こうした付加価値をプラスしていくことは一見ポジティブに見えるかもしれないけど、それを継続するにはやはり体力がいる、つまり今の僕のような弱小にはとても手が出せない領域になってしまう。そして、そもそも論ですが本当にメッセージを届けたい人に届きにくくなってしまう。だから近年よく言われる「特化」「専門型」こうしたポジションをとることが大切なんですね。つまり価値を引き算することってとても大切だと解釈しています。
失敗を繰り返してようやくこの本当の意味が理解できるようになってきました。頭ではなく実感値として身体の中に刻まれてきました。
花業界のみなさんもいかがでしょうか? 例えば花屋というビジネスモデル自体が、そもそも専門店ではありますが、その中で何に強みを持っていますか?そもそもその強みを把握し、生かせていますか?
結果を出している人は、能力よりも何よりも「自分の長所を生かせる場所で自分を生かしている」これは紛れもない事実です。
例えば野球で、めちゃくちゃ足の速い選手がキャッチャーやってたらもったいないですよね?サッカーでもめちゃくちゃ足の速い選手がゴールキーパーやってたら、能力発揮できないですよね?
それと全く同じです。 僕はフローリストという道では自分の長所を生かせないと思い、今の道を開拓してきました。結果、少しずつ上昇気流にも乗り始めていますし何より楽しいです!その中で専門性・特化型、これを意識して益々結果を残していきます!
それではみなさま、今日もがんばローズ🌹
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