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今日はフリーズドライフラワー のお話をしたいと思います。
自分がやっている仕事の中で、いわゆる自社開発。自社開発と言っても自社単独でやるものと、コ・クリエーション=共創による開発というものがまずあります。で、それとは別にサポートですね。他の花屋さんとか他の方がすでに開発されたものとか、すでにあるもの、それをPRとか改善をしていくお手伝いをしていただきたいという、大きくこの2軸で、お花に関わる新規事業開発、商品、サービスの開発というものをやっております。で、今日お話しするフリーズドライフラワーというのは、後者です。他の花屋さんがその技術を持っていて、それを展開していくにあたって、お手伝いをしていただきたいというご相談を受けて、関わらせていただいてるというものでございます。
フリーズドライフラワーブランドというものを作っていまして、「剣崎氷花」という名前です。
リリースしたのは、 もう1年以上前になります。
群馬県高崎市のお花屋さんからご相談をいただいて、このお花屋さんは、元々、僕が運営しているコミュニティの花屋さんでして、その方からご相談をいただいたのがきっかけです。
元々アイスフラワーと言って、海外からその技術が輸入されたものがあったんです。もうずっと前なんですけど、なかなかそれが思うように(プリザーブドとかみたいに)伸びなくて、現在に至るそうなんですが、元々そのフリーズドライの技術自体は、どうやらあったそうです。ただ、今回、このご相談をいただいた花屋さんは、その技術をとある機械を使って、属人的なものにせずに、ちゃんとそのプログラムを組んで、このお花だったら、例えば何時間乾燥すれば昇華して水分が全部抜けますというのをプログラミングして保管してあるんですよ。そういう技術を持っている花屋さんです。で、その加工したお花をお花屋さんに展開していったり、あとは、自社で加工品(例えばアレンジメントとか)や壁面に装飾するオブジェのようなものを作ったりと。で、フリーズドライフラワーですから、水分が抜けているお花なので、湿気には弱いんですが、長持ちするというのが1つの特徴です。
例えば、ホテルのエントランスとか、なんか空間装飾されてる場所で、もうちょっと長持ちさせたいけど、どうしてもこの室内環境的になかなか長持ちしないという場合には、例えば、フリーズドライフラワ一を一部使うという選択肢もあるかもしれません。あとは、そうですね、エディブルフラワー。食べるお花でしたら、 水分がない分長持ちするので、日持ちするので、食材としても使いやすい。そういったことはどうやらありそうです。ただ、今現時点ではなかなか苦戦してるっていうのは現状です。
で、これはお花屋さんあるあるなんですけれども、何かそうやって新たな取り組みをしようと思った時に、そこにリソースをなかなか投下できない問題っていうのがあってですね。
お花屋さん業務が通常あるわけじゃないですか。それプラスアルファでやることなので、お花屋さん業務が暇な時や手が空いてる時にそれをやるっていうような順番にどうしてもなってしまうんですね。そうすると一向にその新しい商品、サービスのクオリティが上がっていかない。トライアンドエラーがなかなかできない。
リリースしたら、例えば「A」という形でリリースしたら、必ずそれがハマるとも限りませんので、その市場にマッチするとも限らないので、出してみたら全然はまらない。じゃあ、それだったらちょっと改良して「B」という方向で行こうかという、この動きが大事なわけじゃないですか。なんでもそうですよね。いきなりPMF(プロダクト・マーケットフィット)こんなのするわけないですよ。よっぽど事前にリサーチして、相当お金も時間もかけて、それでやっとリリースしたものならまだわかるんですけども。で、それをやったつもりであったとしても、やっぱりマーケットにフィットしないなんてことはざらにあるかと思います。
だから改善が大事なんですが、そこになかなか時間を使えない。そこに今陥ってますね。
なので、僕も微力ですけれども、こうやってせっかくコミュニティメンバーの皆さんが頑張ってらっしゃるので、何かできることで応援したいなと思って発信をさせていただいてます。そもそもの、この僕のstand.fmなんて聞いてくれる人は本当わずかですけれども、それでもやらないよりはやった方がいいかなと思って応援させていただくと思います。
なので、まずは今日はフリーズドライ。あの技術をお花に転用している花があるんだということを知っていただけたら嬉しいです。「剣崎氷花」というブランド名ですので、1度ホームページを覗いてみていただけると嬉しいです。
それでは、今日も元気にがんばローズ🌹
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