こんにちは、JOUROライターの岩田紫苑です。
3年前、ご自身のやりたい空間装飾というお仕事をするために、上京。
しかし、初めての緊急事態宣言が発令され…決まっていたお仕事が白紙になってしまいます。現在は「brilliant life project tokyo」という独自のブランドを担当し、空間装飾にも携わる小塩さん。このコロナ禍、どのように歩んでこられたのか。また独自で立ち上げたブランドへの想いを伺いました。
コロナでお仕事が白紙になってしまったとは。その時の、真弥さんのお気持ちを想像すると…やるせないですね。
でもやりたいことを諦めない姿に、心を打たれました…!現在、ご担当の空間装飾について、詳しくお聞きしたいです。
いつも心がけていることは、コロナのせいにしないこと。色々ありましたが、持ち前の見切り発車と行動力(笑)で、昨年株式会社K-efインターナショナルの元、私が担当する「brilliant life project tokyo」を立ち上げました。
ブランドには、「HANANINGEN」と「me louloudia」という2つのプランがあります。
お客様と花や植物を一体化し、ARTへと昇華し、お客様の最高の一瞬を撮影します。
お客様の世界観をお客様だけの空間装飾でデザインし、お客様の最高の一瞬を撮影します。
どちらのプランも、私が装花するのですが、こだわっていることがあります。
それは、お客様の内面を引き出すような、丁寧なヒヤリングを事前にすること。
性格や雰囲気、その方の人生のコンセプトやテーマがあれば、お聞きする。
それをもとに、デザインを1から考え、デッサンします。さらに、私とカメラマンで、そのお客様にとってのベストは何か、会議を重ねながら話し合います。
そのため、お客様との打ち合わせは、対面やzoom、テレビ電話でのヒヤリングが大切。
メールや電話だけでは、お客様の一番美しいお顔の角度や、内面を引き出せないと確信しています。
タッグを組んでいるカメラマンは、本来一般の方の撮影はお断りしているカメラマン。今現在も国内外で活躍し、ファッションやアート、ビューティー系に強い方なんです。
このように、「brilliant life project tokyo」は、花のスペシャリストとカメラのスペシャリストだからこそできる、”人×花×写真”のアートな作品を生み出すブランドだと自負しています!
どちらのプランもとても華やかで素敵です!
実際に体験したお客様の声を、教えていただけますか?
皆さん、人生の節目に体験される方ばかりです。
例えば、お誕生日。成人式の前撮り/後撮り。ダイエットに成功したから、とか、歯科矯正が終わったから、などもあります。ご自分へのご褒美などに使われる方も。マタニティフォトやベビーフォトの方もいらっしゃいますね。ご年配の方は、「死ぬときは明るく逝きたい」「葬式をしんみりさせたくない」という想いから、遺影撮影される方もいらっしゃいます。
お花には旬があるから、季節の変わりめでご来店されるお客様も!
HANANINGENでは、頭に装花するという体験がやみつきになるみたいで、
都内の店舗を複数まわって体験されるリポーターの方もいますね。
ありがとうございます。最後に、これからの真弥さんの展望をお聞きしたいです!
「brilliant life project tokyo」のコンセプトは、「花のちからで輝く人生を」です。
私自身、大分のお花屋さんに務めていたころ、何度もお花に癒され、救われてきました。
お花の力を使って、私が社会貢献できることは、1人でも多くの方に装花すること。
これからも、「brilliant life project tokyo」というブランドを通して、実現していきたいと思っています。
さらに、商品ではなく、作品も通用するようなフラワーデザイナーになりたいですね。私には憧れているアーティストさんが沢山います。そんな方々にも、いつか私を知ってもらえるような作品を作れるよう、日々精進していきたいです。
真弥さん、お忙しい中ありがとうございました。
コロナが無ければ、自分のやりたい空間装飾という仕事に、思いを馳せることは無かったかもしれない、というお言葉がとても印象に残りました。ポジティブに考え、ご自身の道を切り拓く姿がとてもかっこよかったです。
今後のご活躍、楽しみにしております!
▶︎フラワーデザイナー小塩真弥さん
▶︎真弥さんが手掛けるブランド「brilliant life project tokyo」
▶︎湯島の店舗「hana-shippou」
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