こんにちは。JOURO(ジョウロ)代表の青木です。「虹ノアトリエ」という花業界専門オンラインサロンを運営したり、花と緑に関するサービスの開発提供をしています。
先週はありがたいお仕事をいただきました。 僕として今一押しでもあり、これからの時代に必要な考え方だと思っているので、試行錯誤を繰り返して常時アップデートを図っています。
このサービスに至った考え方などは過去にも記事を書いていますので、最下部の関連記事をご覧いただきたいと思います。
そして近頃はこのようなForbesの記事も出ていました。 青山フラワーマーケットアネックスさんの記事ですが、思想としては全く同じと言ってもいいかもしれません。
本当に多いんです。「とりあえず胡蝶蘭で」 生ビールと同じくらい定番ということですね。
でも現実的にはそれによる困り事も発生しているのも事実。 (胡蝶蘭が良い悪いの話ではありません)
そのシーンに合わせたギフトの在り方というのは、時代と共に変化して良いはずなのに、「とりあえず胡蝶蘭」「とりあえずスタンド花」という文化はとても根強く残っています。
くれぐれもそれ自体がNGと言いたいわけではなく、そのシーンにあったギフトなのかどうかという話です。例えば飲食店のOPENの時にはやっぱり外に向けて「OPENしたよ」って知らせたいから、軒先に幾つかスタンド花を並べたいでしょう。胡蝶蘭だって、和の雰囲気のお店にはピッタリだし、格式のあるような雰囲気にも合うでしょうから、それも良いでしょう。
でも、無難にそれを選択しているのであれば、もはや無難ではない現実があるということを知っていただきたいです。
ギフトってお互いが喜ぶ行為
僕はそう解釈しています。 贈るモノ自体に一番の価値があるかと言ったらそうではない。それを選んでくれた時間や気持ちを感じるからこそ嬉しいし、それこそが本質。高価なモノであれば、それだけ自分のことを大切に思ってくれているということを感じられるから嬉しい。
これが本来のギフトではないでしょうか。
しかし、とかく「自分の価値観の押し付け」になってしまうケースもあります。その時に共通しているのは「For me」の視点になっているということ。相手が望んでいないのであれば、それが高価であっても喜ばれないケースもある。かえって気を遣わせてしまう。。こういうことが起こるんです。
しかも今は「モノに溢れている時代」
お花に関して言えば、生花は必ず枯れます。だからこそ後腐れがなくて良いという視点ももちろんあるけれど、やっぱり生き物だからいただく以上は大切にしたいし、予め面倒が見れないことが想定できるならやっぱり手元には必要以上に置きたくない。。と考えるのが普通。
その中にあって法人のフラワーギフトは「大量のお花」が届くわけです。
嬉しいけど困る
この現実をもっと理解していただきたいと思い、このサービスを推奨しています。
そして、花や植物を粗末に扱うということは、地球に対して優しくない行為です。法人における今まで通りのフラワーギフトがエコの視点からズレるのであれば、僕としては推奨できません。
共感いただいたお客様
そんな僕の考え方に共感いただき、今回本社移転の際に本サービスをご活用いただいたのが株式会社Office Concierge様です。
そして、納品させていただいた報告がこちらになりますのでご覧ください↓
そろそろ「胡蝶蘭」とか「スタンド花」とか、あえてモノと言いますが、モノにこだわることから卒業しませんか?
僕たちは花や緑を通じてお客様の気持ちを相手が喜ぶカタチでお届けするお手伝いをしたいです。贈り手のエゴでもなく、もらい手のワガママでもない、双方が喜ぶカタチ、これを実現できればそれをお手伝いする私たち花業界の人間も喜べます。
今考える時に差し掛かっています。 だって、花屋さんだって困っていることザラにあるんだから!
僕らから新しい提案をしていきましょう! 業界の人間がやらないで誰がやる!
と、勝手に勇者モードになっている僕ですが、いや本当に大事な考え方とその考え方に基づいた新しいギフトのカタチだと思っていますので、選択肢の1つとして定着していくことを目指します!
それではみなさま、今日もがんばローズ🌹 JOURO LINE公式アカウントはこちら
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